大型合併で

toshiaki_yamai2005-02-20



東京三菱とUFJ銀行の合併が具体化してきた。これで銀行の大型合併は最終章に入り、今後は信託銀行、証券会社など多業態との合併、連携が進むと思われる。
製薬業界の再編成も進んでいる。いずれの業界も合併は、経営の合理化、市場での優位性の確保など多くの目的を達成するために行なわれる。反面、経営統合には大きなリストラを断行し少なからず人員の整理が必要となる。サラリーマンの悲喜交々のドラマが始まる。
銀行、証券界には多くの宅地建物取引業者がいる。資格はあるが、仕事上必要ないので登録はしていないといういわゆる「有資格者」だ。その有資格者が、思わぬ失職に見舞われて途方に暮れるとき、不動産業界に迎えるというのはどうだろうか。
不動産業界は、社会的な地位が低く、新規参入者には魅力的ではない、と思われているのではないか。あるいは未知の世界への不安があるのではないだろうか。そうした不安を取り除き、金融知識や証券知識のある新規参入者に参加していただくことは我々業界にもよいことではないだろうか。それには不動産業界の透明性を上げ社会的にも信頼できる業界であることをアピールする必要がある。


※画像は横浜市栄区「本郷ふじやま公園」、家から徒歩で15分程度のところで、適度な起伏もありちょっとした散歩に都合がよい。藁葺屋根の古民家には、雛飾りがしてあった。本格的な段飾りは珍しい。もうそんな季節なのか。