不動産証券化

証券化アレンジャー養成講座に出席した。
そこで下関の原弘産の常務さんにお会いした。ご挨拶で同郷であることをお伝えすると「うそやろ」と懐かしい言葉で返してくれた。伺えばなんと隣町にお住まいとか、小学校も中学校も先輩だそうだ。
原弘産といえば、不動産証券化で先駆をされた企業、以前より報道などで注目していた。もともとマンションのデベロッパーであるが、平成2年から一から証券化に取り組んだ実績をお持ちになっている。オフィスビルはもちろん開発案件にも証券化手法を実践されている。
当社は、現在テナントリーシング事業を主として行っているが、クライアントはまさにリースで土地を確保し、効率のよい店舗展開を目指すのが通常である。しかし、土地の提供者の事情は、売却するという選択もせざるを得ない場合がある。そうした土地所有者と出店希望者、両者に有利な手法として証券化を利用できないか。利回りの確保、倒産隔離の手法についてさらに研究する。