強すぎる自民党

大方の予想通り自民党の圧勝で終えた総選挙、強すぎる権力を危惧する。
行財政改革の名の下、消費税を含めた増税が必須で、消費者マインドを冷やすことになるのではないか?また、郵政民営化により吐き出される郵貯資金が、外資に狙われ、根こそぎ流出するのではないか?靖国神社にも堂々と参拝するだろうし、イラクに派遣する自衛隊も当分は帰れなくなった。平和憲法も、いずれ改憲されるだろう。
また今回の「反対者は許さない」という手法が、今後も多用され、民主主義の根幹を揺るがすことになるのではないか?
不動産流通関係の税制も、登録免許税、不動産取得税などで時限的な緩和処置を継続しないということにするかもしれない。いや、かなり可能性は高いだろう。ファンド系が、ますます勢いづき、日本の金融資産は、全世界に飛散する。
一方の民主党だが、まじめすぎる党首岡田さんが辞任を表明、いよいよ小沢さんの登場ということになるのか。今の小泉さんの勢いを止められるのは小沢さんしかいないのでは。