神奈川政経懇談会

toshiaki_yamai2006-02-10

全日神奈川では、横浜西口エクセル東急ホテルにて平成17年度政経懇談会を開催した。松沢県知事を迎えて「インベスト神奈川」の詳細をお話しいただいた。全日関東の各本部長、並びに衆参議員などが来賓として招かれた。
松沢知事は、神奈川を研究施設の集積地として再生させたいと、企業誘致に全庁あげて取り組んでいる。神奈川発祥の大手企業が、どんどん神奈川を離れようとするのを説得し止まってもらう。さらに、研究施設への投資をお願いする。その代わり、道路の整備などインフラへの投資、助成金交付などは行政で引き受ける。成果としてすでに、日産の本社、厚木のテクニカルセンター、青山学院跡地の日産による買収のほか、味の素の研究所新設、キャノンと東芝によるSED生産工場新設ほか、十数件の企業誘致、投資を引き出した。「自分は営業マンに徹する」と企業誘致を今後も積極的に働きかけるという。
企業の周りには人が集まり、人の集まる場所には各商業施設もできる。街の活性化が実現できれば、企業誘致のために用意した助成金などはあっという間に解消できるほどの税収となる。
自分のために三選禁止の条例をつくると言うが、しばらく営業マンを続けてほしいと思った。
写真は、岩國哲人衆議院議員(左)と笠原群馬県本部長